ホルター心電図解析

背景イメージ

24時間の心電図を記録して解析することで、
不整脈の種類などの判定や、ペースメーカーの機能評価を行います。

どんな時にホルター心電図が必要になるのでしょうか?

診断

動悸(脈の乱れ)、失神発作(フラッとする感じ)、胸痛、胸部圧迫感などの自覚症状がある場合不整脈の発生回数、重症度、虚血ST下降の有無、頻度、持続時間などを知りたいとき


治療

抗不整脈薬の薬効判定、薬剤投与前と投与後の不整脈発生頻度の比較、ペースメーカー機能の評価、簡易的な運動能力の評価


予後

心筋梗塞回復期患者の不整脈管理・生活指導や予後の判定、その他心拍変動を用いた自律神経評価



CVHR(cyclic variation of heart rate)

周期性心拍変動の略で無呼吸に伴う心拍数の変化をとらえたものです。睡眠中のホルター心電図の心拍変動を解析することで、無呼吸の発生を予測することができる指標です。CVHRが15を超える場合は、中等度以上の睡眠時無呼吸が疑われます。

 レポートサンプル

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CVHRスコアレポート

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睡眠時周期性心拍変動計測

オーダー&レポート

依頼項目(申込書表記)解析圧縮
全波形
専門医
コメント
所要
日数
解析のみ   3日
解析

圧縮全波形
 3日
解析

専門医コメント
 4日※
解析

専門医コメント

圧縮全波形
4日※

※専門医の状況により、報告までにお時間をいただく場合があります。


レポートサンプル

サンプル

Holter Report

サンプル

STトレンド9時間モード

サンプル

拡大波形(7秒)



当社におけるホルター心電図解析の付加価値について

1. 心拍変動解析(自律神経の活動評価)

サンプル

心拍変動解析

サンプル

心拍変動解析AR解析

2. CVHR解析(SASの推定)

サンプル

CVHRスコアレポート

サンプル

睡眠時周期性心拍変動計測

3. 運動機能評価

サンプル

あなたの運動処方箋

※ 使用するホルター心電計の種類により、付加価値の内容が異なります。

ホルター心電図に関するQ&A

Q.ホルター心電図はどのように検査するのですか?


A.検査を実施している医療機関で、前胸部の肌に数枚の電極を貼り付け心電計とつなぎます。その後は普段と同じように生活していただき、翌日に装着した医療機関にて取り外します。心電計の中に記録された心電図のデータを解析し、医師が判読します。



Q.ホルター心電計をつけている間、お風呂に入れますか?


A.ホルター心電計(レコーダー・消耗品含む)には防水型(シャワー程度可)と非防水型がありますので、装着の際にご確認ください。



Q.一般の心電図との違いは何ですか?


A.一般の心電図は記録時間が十数秒と短いため、その時間内に症状が出ずに異常波形が記録されないことがあります。ホルター心電図は24時間装着(記録)しますので、症状が出た際の異常波形を記録できる可能性が高くなります。



Q.全く自覚症状がないのですが、検査した方が良いのでしょうか?


A.症状がない人全員にホルター心電図検査が必要な訳ではありませんが、基礎疾患やその他の状況に応じて医師が必要と判断する場合があります。詳しくはかかりつけの先生にご相談ください。