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食品への異物混入を完全に防ぐことはできません。
迅速対応で消費者にいち早く安心を!
近年、相次ぐ食品関連ニュースに伴い消費者の「食の安全・安心」への関心が高まり、製造者へのクレーム件数は増加傾向にあります。 その中でも、食品への異物の混入は製造者が充分に注意を払っていても完全に防ぐ事が難しく、発生した際の対応によっては企業の信頼性も失いかねません。 製造者責任法(PL法)では、消費者からの異物混入の問合せに対して、混入した異物が何であったのかを回答するように定められています。このため、異物を迅速かつ正確に突き止め、消費者へ誠意ある対応をとることが重要です。 異物には、人体に有害な物や無害な物があります。具体的には毛、虫、植物、繊維、原料由来の物質(野菜など)、プラスチック、金属、塗料片、変色、カビ、血痕など、多種多様な物質です。 弊社では、迅速かつ正確な異物検査を実施しています。是非ご利用下さい。 |
検査内容 | |||||||||||||||||||||||||
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定性試験 | |||||||||||||||||||||||||
カタラーゼ反応 異物が加熱されているかどうかを調べます。 生物に含まれている酵素「カタラーゼ」があるかどうかを確認するため、過酸化水素水を加えて、気泡の発生を確認します。 ルミノール反応 異物が血液かどうかを調べます。 ルミノール試薬を加えて、紫外線ランプで発光を確認します。 脂質染色 異物に脂肪が含まれているかどうかを調べます。 ズダン試薬を加えて、試料が燈色に変色するかどうかを確認します。 デンプン反応 異物にデンプンが含まれているかどうかを調べます。 ヨウ素-ヨウ化カリ溶液を加えて、試料が紫色に変色するかどうかを確認します。 ニンヒドリン反応 異物にタンパク質やアミノ酸が含まれているかどうかを調べます。 ニンヒドリン試薬を加えて加熱し、試料が青紫色に変色するかどうかを確認します。 アルカリホスファターゼ反応 小型の哺乳動物の糞かどうかを調べます。 リグニン染色 植物の茎や根であるかどうかを調べます。 フロログルシン塩酸溶液を加えて赤色になるかどうか確認します。 鉄染色 異物に鉄が含まれているかどうかを調べます。 酸とフェリシアン化カリウム溶液を加えて青色になるかどうか確認します。 クロロフィル定性分析 細胞に葉緑体が含まれるかどうかを調べます。 クロロフィルが含まれる場合、特異的な吸収波長(433nm,663nm)が認められます。 ヘマトキシリン染色 組織細胞であるかどうかを調べます。 細胞核、骨組織、軟骨細胞などが青紫色に染まります。 |
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納期 | |||||||||||||||||||||||||
3〜5営業日(FAXでの速報) |
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緊急対応 | |||||||||||||||||||||||||
お急ぎの場合は、別途打合わせの上、対応させていただきます。 |
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報告書見本 | |||||||||||||||||||||||||
>>異物検査(毛髪・獣毛鑑別、元素分析、同定鑑別)報告書見本 (PDFファイル 約580kb) |
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検査のお申し込み | |||||||||||||||||||||||||
>>お問い合わせフォーム お申し込み内容を確認し、担当より連絡させていただきます。 |
弊社業務のご案内<分析・検査に関するご相談やご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください> | |||||||||||||||||||||||||
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