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一般細菌薬剤感受性検査の感受性薬剤変更に関するお知らせ


 さて、このたび、一般細菌薬剤感受性検査(微量液体希釈法)におきまして、感受性薬剤の一部を変更させていただきますのでご案内申し上げます。なお、VCM(バンコマイシン)につきましては、低濃度領域まで測定することが可能になりました。



■検査項目
  一般細菌薬剤感受性検査
■変更期日
  実施中
■変更内容

菌グループ 追加薬剤 削除薬剤
ブドウ球菌 DAP(ダプトマイシン) RKM(ロキタマイシン)
インフルエンザ菌
ブランハメラ
EM(エリスロマイシン)、JM(ジョサマイシン)、
RXM(ロキシスロマイシン)、GM(ゲンタマイシン)、
AMK(アミカシン)、ISP(イセパマイシン)、
TOB(トブラマイシン)、DKB(ジベカシン)、
CLDM(クリンダマイシン)
CRMN(カルモナム)
レンサ球菌
肺炎球菌
コリネバクテリウム
GM(ゲンタマイシン)、ISP(イセパマイシン)、
TOB(トブラマイシン)、DKB(ジベカシン)
RKM(ロキタマイシン)
腸内細菌
緑膿菌
CEX(セファレキシン)、
CET(セファロチン)、
CRMN(カルモナム)、
PPA(ピペミドサン)


■検査要項
材料・保存方法 各種臨床材料(血液は、血液培養ボトル) ・ 冷蔵(血液培養ボトルは常温)
検査方法 微量液体希釈法
基準値 S・I・RおよびブレイクポイントMIC値(Bp-MIC値)を同時表示
実施料・判断料 1菌種170点 2菌種220点 3菌種280点 ・ 微生物学的検査判断料 150点
備考 ご希望の薬剤を検査することが可能です。その際は登録が必要になりますので、薬剤一覧表(下記)をご参照ください。また、病院セットの結果表示は、S・I・R表示となります。
※検査結果は、CLSI(Clinical and Laboratory Standard Institute)の基準に基づいて報告致します。

■一般細菌薬剤感受性検査菌種別薬剤セット 新旧一覧


◎:MICセット基本薬剤  ●:報告可能薬剤
※ 嫌気性菌・カンピロバクターは、薬剤の追加・削除ができません。



◎:MICセット基本薬剤  ●:報告可能薬剤
※ 嫌気性菌・カンピロバクターは、薬剤の追加・削除ができません。