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硬水って?
 飲料水の口あたりを左右する成分のひとつに硬度があります。硬度はカルシウムやマグネシウム等のミネラルの合計量を換算したものです。硬度が高い水は硬水と呼ばれ、逆に硬度が低い水は軟水と呼ばれています。

 一般的に硬度が50〜60mg/Lの軟水は口あたりがよく、飲みやすいとされており、お茶や紅茶、コーヒーなどに適しています。

 硬度の高い水にはミネラル分が多く含まれているため、飲用するとたくさんのミネラルを摂取できますが、苦味を感じたり、下痢を起こしたりすることもあります。また、洗剤等の泡立ちも悪く、洗濯にはあまりむかないようです。しかし、ミネラル補給やダイエット、便秘解消などに効果があるといわれているミネラルウォーターには、比較的硬水のものが多く、中には1500mg/Lを超えるものもあります。


こらぼ2006年夏号より抜粋