■環境衛生■

■ENVIRONMENTAL HYGIENICS■

 近年地球温暖化の進行に伴う気温の上昇等により、人類や生態系への深刻な影響が懸念されてきています。また、国内の環境問題を見ると、閉鎖性水域で水質汚染の改善が進まず、光化学スモッグや浮遊粒子状物質など大気環境基準の未達成も依然として問題となっています。

 私達を取り巻く地球環境・大気環境・水環境・土壌環境などについて、精度の確保された信頼ある環境分析データを提供することが一段と求められてきています。

 その一方で、政府の取り組みも社会環境の変化に応じて変化してきました。化学物質による影響、生態系の保全、廃棄物対策など厳しい規制を課して管理する方向性で環境対策が取られています。

 いちばん身近な分野では、私達が毎日摂取する飲み水である水道水の水質基準改訂が行われ、検査項目と基準値が年々見直されています。

 環境衛生部門では、より精密な分析にも対応できる、ガスクロマトグラフ質量分析計、液体クロマトグラフ、誘導結合プラズマ質量分析装置、フレームレス原子吸光光度計などの最新型の分析機器を導入しています。また、世界標準データシステムによる水質検査一括管理システムも導入し、より短い報告日数で検査データをご提供するなど、皆様方のあらゆるニーズに素早くお応えできるような体制をとっています。

 人間には優れた叡智があります。私達の愛する子供達に、健やかな生活環境を残したいと、スタッフ一人一人が意欲的に仕事に取り組んでいます。

■環境基本法概要■




■食品衛生■
■FOOD HYGIENICS■

 私達の食生活を取り巻く環境は近年大きく変化しています。食料自給率も次第に低下し輸入食品が頻繁に各家庭の食卓に並ぶようになりました。また、消費者の嗜好の変化や生活スタイルの多様化に伴い、簡便性を求める多様な消費者ニーズが生まれました。その結果、多くの加工食品に囲まれて私達の食生活が成り立っています。

 一方で「食」を取り巻く問題や事件が相次ぎ発覚し、賞味期限の偽装や改ざん、不適切な原料使用による製造、産地偽装など深刻な社会問題となっています。

 食に対する安全と安心を求める声の高まりとともに、食品表示への関心と企業への厳しい視線が国民の間に定着してきています。

 食品衛生部門では、細菌検査、添加物検査、品質検査、残留農薬検査、成分分析、肉種鑑別検査等を実施し、お客様のニーズに応じた検査体制をとっています。

 また、食中毒や食品腐敗を防ぐためには、食品の製造や加工に従事する人や設備、器具、食材、それらを取り巻く室内環境等すべてにわたってトータルな清潔さが保持されなければなりません。

 食品工場や店舗の衛生調査では、製造現場で働かれる方の衛生意識向上を目標として、またリスク管理による事故の未然防止を目標として、HACCP手法を用いたコンサルティング業務を行っています。

 人間の生きて行く原点である「食」の安全と信頼確保を図りたい。消費者、製造者、販売者等のあらゆる視点から、私達スタッフ一同は「検査」を通して日夜努力を続けています。

◆食品衛生法概要