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血栓症の検査には何がありますか?

血栓とは「血管の中にできる血のかたまり」のことで、破れた血管を修復して止血するために不可欠です。

健康な人なら血栓をつくる働きとそれを溶かす働きのバランスがとれていますが、加齢などにより溶かす働きが衰えると血栓症に罹りやすくなります。

この血栓が心臓の血管をふさぐと心筋梗塞、脳の血管をふさぐと脳梗塞が起こります。また、血管を閉塞する栓を塞栓といいます。エコノミークラス症候群などの肺血栓塞栓症は、肺動脈が血栓または塞栓によってつまる病気で、手術や出産、長期臥床にともなって発症することが分かっています。

血栓症の診断にはCTやMRI、超音波検査が重要で、確定診断には血管造影検査が用いられます。血液検査においてはDダイマーが血栓症の判定に用いられます。

Dダイマーは、血栓(フィブリン)がプラスミンによって分解される際の生成物で、血栓症発症の数日後にピークとなり、約1週間以内に正常に戻ります。よって、Dダイマー値の上昇は生体内で少し前に血栓が形成されたことを意味します。また、Dダイマー値がどんどん下がっている場合は溶解する血栓が小さくなっていることを意味し、血栓溶解の指標となることから、血栓溶解療法のモニターとしても活用されています。

弊社では、「Dダイマー定性」の他、高感度な定量法の「Dダイマー精密」を受託しています。