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CRPと高感度CRPの違いを教えてください。

CRPと高感度CRPは同じ蛋白を測定しています。これまで通常のCRP測定では、0.1mg/dL以下の量は検出できませんでした。しかし、高感度CRPは通常検出できない微量なCRPを測定することができます。

そこで、通常の「CRP」と区別して「高感度CRP」と呼んでいます。

CRPはさまざまな炎症性疾患で高値となります。体のどこかに急性炎症が起こると24時間以内に急増し、通常の千倍もの濃度になります。炎症マーカーとして用いる場合は高値で臨床的意義があるため、感度は0.1mg/dLで十分です。

ところが、最近、動脈硬化は慢性炎症が関係していることが分かってきました。0.01mg/dLまで測定できる高感度検査では、慢性炎症を持っていて将来心筋梗塞を起こすかもしれない人を見つける研究が行われています。また、心疾患以外にも高感度CRPは新生児感染症のモニターに利用されています。

従来、CRP検査法は主にTIA法が使用されていましたが、M蛋白血症やRF陽性の患者血清では非特異的反応による乖離が報告されています。新しく開発されたLA法はTIA法に比較して高感度であり、低濃度から高濃度域まで精度良く正確に測定できます。

弊社では平成17年4月より、0.01mg/dLまで測定できるLA法へ変更しています。
よって、新しいCRP検査は炎症マーカーCRPに高感度CRPを兼ね備えた検査方法といえます。


表.CRP新旧二法と高感度CRPの比較
  旧CRP 新CRP 高感度CRP
検査方法 TIA法 LA法 LA/ネフェロメトリー法
測定範囲 0.1〜 0.01〜 0.004〜0.5
報告桁数 少数第一位 少数第二位 少数第三位
基準値 (−)0.5以下 (−)0.30以下  
実施料・判断料 定性/定量17点・免疫 未収載
所要日数 1日 3〜4日
※弊社総合検査案内2007より(新CRPは平成17年4月に変更)