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血清グルコースと血漿グルコースの差はどれくらいありますか?
採血後でも血液中の細胞(赤血球、白血球、血小板)は血中のグルコースを消費してエネルギーを得ているため、全血のまま放置すればグルコースは低下します。室温保存では1時間あたり約10mg/dL低下します。

血清を分離すれば、血球による消費がなくなるので、採血後30分以内に血清分離して測定します。すぐに血清分離できない場合は、解糖阻止剤(フッ化ナトリウム)入りの血糖容器に採血します。よって、血清グルコース値は採血から血清分離までの時間とともに低下します。

通常、血糖値は血漿グルコースで評価します。

≪関連する質問≫
Q:動脈血や耳朶血では静脈血と差がありますか?

A:静脈血に対して動脈血は、空腹時で10mg/dL、食後など血糖値が上昇している場合では、20mg/dL高値となります。耳朶血などの毛細管血では静脈血と動脈血の中間の値となります。


全血保存によるグルコースの経時変化
全血保存によるグルコースの経時変化

〔参考〕

糖尿病検査のすべて.Medical Technology 臨時増刊 30(13)、2002
臨床検査法提要 改訂第32版、2005